ハンダ付け練習のコツ

回路の動作を左右する大事なポイント

ハンダ付けの練習をしてみましょう。
まず、リード線と基板を用意します。
リード線を基板に差し込んで、根元を広げて軽く固定しておきます。

ハンダ付けする前に、コテ先は綺麗にしておきます。
スポンジでクリーニングすると、簡単にキレイになります。

リード線の根元に、ハンダとコテの両方を押しつけます。
すぐにハンダが解け始めるので、溶けて丁度良い量になったらハンダを離します。
この時に、ハンダゴテは当てっぱなしにしておきましょう。

2秒ほどそのままにしておくと、溶けたハンダがリード繊維馴染んで、広がります。
その状態になったらすぐにコテ先を離します。

このタイミングを間違えると失敗してしまいます。
つけすぎないよう、慎重に、しっかり見守ってタイミングを見計らってください。

ハンダが冷めたことを確認してから、余ったリード線を切ります。
ハンダゴテに切ったリード線が隠れていたら、完成です。

練習で大切なポイントは、「ハンダゴテを離すタイミング」です。
回路の動作を左右する大切なテクニックですから、ハンダ付けの練習は何度でも挑戦すべきです。

準備は入念に

ハンダゴテやコテ台、はんだなどを準備して、こて台のスポンジには湿らせる程度に水をふくませておきます。
ハンダ付けする部品や基板、工具なども予め用意しておきます。

全部用意が揃ってから、ハンダゴテの電源を入れます。
コードの向きに注意して、電源を入れてから温まるまで3分から5分程度待ちます。

温まったら、コテ先を確認してみましょう。
コテ先が銀色であれば、そのままハンダを溶かすことができます。

もし黒や茶色だったら、酸化している可能性があるので、一度電源を抜いて掃除しなければいけません。

先にコテ台のスポンジで、コテ先をなでるようにして銀色にしておくと良いでしょう。
いよいよハンダ付けですが、準備が揃っていたらあとはゆっくりと作業するだけ。

焦ったら失敗の元です。
軽く、優しく、ゆっくり作業することをおすすめします。

綺麗なハンダ付けと悪いハンダ付け

良いはんだ付けは、見た目も綺麗で悪いはんだ付けは、見た目も悪いです。
良い形を覚えておけば、失敗も少なくなるでしょう。

キレイなハンダ付けは、ランドとリード線の両方に、ちゃんとハンダが馴染んでいます。
どちらにもしっかり熱が伝わっていれば、ハンダがよく溶けます。
表面が滑らかで、凸凹していません。

ポイントは、表面張力という液体が持っている特徴によって、富士山のような形になっていることです。
ハンダがよく溶けている証拠ですから、富士山のような形になっていたら綺麗なハンダ付けが出来ているといえます。

悪いはんだ付けは、見た目も悪いですが、目玉のような形になっています。
ランドにはハンダが流れているのに、リード線にはハンダが馴染んでいないという状況です。

この状態では、電気が流れません。
部品が落ちる可能性もあります。

リード線にも熱が伝わるように。
まずはリード線に汚れがないか確認して、付ける練習をしてください。