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ハンダの種類と選び方

成分の組み合わせで特徴が変わる

ハンダは、スズと鉛などの合金でできています。
組み合わせによって特徴が異なります。

たとえば、スズ50%、鉛50%のハンダの特徴は、215度の高い温度で溶けること。
そして、コネクタなどの強度が必要な部分などに使用します。
長くハンダゴテを当てる必要があります。

これは、プリント基板や半導体には向きません。
プリント基板などの配線には、スズ60%、鉛40パーセントのハンダがよく使用されます。

ハンダが流れやすいので、基板以外にはあまり向いていません。
共晶ハンダは、約180度の温度で溶けます。
プリント基板の配線で、特に熱に弱い半導体部品に使用されます。

鉛フリーのハンダは、鉛不使用で環境に良いハンダです。
約220度の高温で溶けるため、長く当てておかなければいけません。
一般的には、金属組成がメーカーの違いなどによって異なります。

クリーム半田は、ハンダの粉末とフラックスを混ぜたクリーム状のはんだです。
共晶ハンダや鉛フリーハンダなどが存在しています。

表面実装部品に広く使用されます。
ですが、基本的にはクリーム半田はあまり使用されません。

特殊なハンダとやに入りやになしの違い

ハンダはやに、通称フラックスが入っているものと入っていないものがあります。
違いは、フラックスで金属の表面をハンダ付けしやすくするかどうか。

電気配線では、フラックス入りのハンダがよく使用されます。
フラックスなぢのハンダは、ハンダ槽などでよく使用されます。

他にも、胴や銀が入ったハンダがあります。
スズ60%のハンダに、数パーセントの胴や銀が含まれているタイプです。

スズや胴や銀メッキを侵食するので、特に細い銅線をハンダ付けする際に、断線の恐れがあるためあらかじめ銅を含ませているのです。

銀入りの場合は、銀メッキへの侵食をあらかじめ軽減するために、銀を含ませているタイプです。

かなり特殊なハンダですが、銀メッキへの侵食を考えたら銀・銅入りのほうが失敗しません。
他にも、音響用のハンダなどの種類があります。

ハンダ付けできないものもある

ハンダは、おもに銅が一番付けやすいと言われています。
ですが、アルミや鉄に対してはハンダ付けができません。

ハンダを付けることができたとしても、すぐに取れてしまいます。
その場合は、各社から特殊なフラックスとハンダのセットがあるので、それらを使用することになります。

やはり一般的には、スズ60%、鉛40%の直径1ミリ程度のハンダが扱いやすいと思います。
入手できなければ、鉛が含まれるハンダの方が使いやすい印象を受けます。
インターネットでは、いろんなハンダの種類が販売されているので、手に入らないことはないでしょう。

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